劇団ヒラガナ()

公演情報

劇団ヒラガナ( )第45回公演

「歩き巫女の花火」

脚本・演出・作詞: 矢代 順

公演情報

戦国時代。
家康の護衛を担った腕利きの忍『友部花吉(ともべはなきち)』は、
任務の傍らで、とある侍を殺め、
その息子と娘をみなしごにしてしまう。
忍の同胞、
『半蔵(はんぞう)』が続けざまに幼子を始末せんと動いた瞬間、
花吉は掟破りと知りながらもその刀を止め、
赤子の娘だけを連れ去り
奇しくも自らが親代わりとなり育てることとなる。

やがて世はうつろい、忍の役割が薄まる慶長4年。

すでに武家を離れた花吉は、
殺めるための忍術を喜ばせるための娯楽に変え、
貧乏長屋に笑顔を振り撒く花火職人となって、
娘に誇られる父を演じながら
かりそめの幸せを噛み締めていた。

そんなある日、娘の『灯李(あかり)』は、
流浪の侍と出会い、
自らの生い立ちを知ることとなるが、
この男こそ、あの日生き別れた兄『慎之介(しんのすけ)』であり、
仇討ち目的で花吉に近寄ったことは知るよしもない。

一方、時を同じくして、かつての同胞、忍の半蔵も、
家康の命により花吉を伐たんと出陣する。

かくして、
三者三様の男たちが織り成す因縁の渦中で、
灯李はぽつり何想うのか。

己の父は、、、
憎き忍か?
優しき花火職人か?

育ての親が産みの親に土下座しながら、、、。
すべての悔やみを火薬に乗せて、
今宵、花吉、最後の花火が夜空を彩る。

見上げるくノ一、秋うらら。

忍、偲ばせ、いと恋し。

 

タイトル
「歩き巫女の花火」
上演日
2019年9月12日(木)~15日(日) 全5回公演予定
場所
萬劇場(よろずげきじょう)
東京都豊島区北大塚2-32-22
(JR山手線大塚駅北口下車・徒歩4分/都電荒川線巣鴨新田駅下車・徒歩3分)
チケット
2019年初夏 発売予定